ショートショート集です。基本的に私きんたろ(kintaro117)が書いてます。

超短編ストーリー

朝5時に、玄関の呼び出し音が鳴った。こんな早朝に何事かと思いながら、インターホンの玄関モニターで外の様子を観てみる。おじいさんが一人立っていた。まず思った事は老人の徘徊で迷ってしまったのではないかということだった。一応身構えつつ、ドアをあけ ...

超短編ストーリー,執筆作品

俺はあるアパートの、103号室に住んでいた。 アパートの一階はデメリットだらけという話をたまに耳にするが、彼はそれほど「1階ならではの悩み」に遭遇することはなかった。 日が当たりにくい件に関しては隣の ...

超短編ストーリー,執筆作品

舞子は都心から少し外れた町に済んでいる30代の女性。八月中旬の夜七時。彼女はオフィスワークを定時で終えて帰路を歩いていた。 神社では縁日が開かれ、夜見世も並んでいた。浴衣姿で酒と会話を楽しむ大人達、真 ...

超短編ストーリー,執筆作品

この宇宙を司る者はずっと宇宙を見下ろしていたが、あるとき「慈悲と壁の具体化」という念を掌に作り、息を吹きかけた。飛ばされた念は星々に届き、この辺境の惑星、地球にも降りそそぐ。その宇宙を【司る者】の念は ...

超短編ストーリー,執筆作品

二月。池のある市営公園。 その若者のカップルがやって来たのは午前十一時位だった。その公園を観光する者はまだ居らず、前日まで雪が沢山降り、積もったままで辺りは足跡一つない雪景色であった。 彼氏の性格は一 ...

超短編ストーリー

人の趣味は多種多様であるが、その中でも【作業】を伴うものには【練習】というものが存在する。 ゴルフ、楽器、料理、エトセトラ…。 A君は毎日コツコツとある事の練習をしているが、やればやるほど「自分はまだ ...

超短編ストーリー,執筆作品

時は昭和。場所は駄菓子屋。小学5年生の海斗君はでゲームをするのが好きだった。 ゲームの機械は画面が仕切りで覆われていて前か横からしか見えないタイプ。立ってやる。ゲームの内容は右へ進むんでいく球を打って ...

超短編ストーリー,執筆作品

この国はニャハ2世という9歳の国王が治める【笑いの国】である。先代の国王は全権限を息子ニャハに渡すと言い残して死ぬと、本当にその遺言通りになってしまったのだ。 ニャハ2世により、【何時、如何なる時でも ...

超短編ストーリー,執筆作品

都心部から離れたそのキャンプ場にも今年もサマーキャンプシーズンがやってきた。 15歳のジェニーとアルバートはご近所同士の幼馴染だ。その町では16歳からを大人として扱うのだが、15歳の段階で責任を経験す ...

超短編ストーリー,執筆作品

【マジック】を生業としていた老婆が居た。彼女は、単に手品と言うと誰でも簡単に出来そうと思われがちだし、そんな簡単に出来るものと思っては欲しくない。自分のマジックは手品ではなく、正真正銘のマジックだ、と ...

超短編ストーリー,執筆作品

寝る前の30分ネット閲覧を楽しむ青年。動画配信サービスで音楽を楽しんでいた。今日はあまり観た事がないバンドを観ていた。和太鼓や琴なども入っている技巧派バンド。ボーカルの女性が綺麗。30分と決めているの ...