日常幸せストーリー 第30話 子猫⑩

日常幸せストーリー,執筆作品

子猫がうちに来る日が決まった。3月6日の午後1時に駅近くにある大きなケーキ屋さんの前で飼い主のご夫人と待ち合わせした。それを友人カップルにも伝えて子猫がうちに来る前に用意するものの買い物に付き合ってもらうことにした。友人カップルとオリンピック前で待ち合わせした。
「色々見てまわったけどね。ここがいちばん猫のご飯が安く手に入る。トイレ砂はおからを使ったやつがトイレにも流せていいよ。」
友人の指示通り、買い物かごにトイレ砂やご飯を入れていく。とてもひとりでは持ちきれない量になったので友人カップルにも荷物を持ってもらい家まで運んでもらった。
「ふぅ~。」
家に荷物を運び終えた安堵感で3人、畳に寝転んだ。
「ありがとう!ご飯食べてってね。」
私は立ち上がり、夕飯の支度をした。今夜はレッドキドニービーンズのキーマカレーだ。
「いい匂い、カレー?」
友人カップルが畳に寝転びながら聞く。
「そう!もうすぐできるよ!」
畳部屋に戻り、折り畳んであったちゃぶ台をセットしてカレー鍋を運ぶ。
皿にご飯を盛ってカレーをかけていく。
「赤いカレー?」
「カットトマト缶を入れて煮込んであるから。」
「へぇー」
コップにビールを注ぎ
「乾杯!」
この後、子猫の名前が彦松から夢二に改名されたことを友人カップルは聞くことになる。

ブログランキング・にほんブログ村へ